東洋医学と西洋医学の違いを徹底解説!古来の知恵で健康促進
- コラム
こんにちは。
南風鍼灸院 院長の岩永です。
健康を維持するための方法は多岐にわたりますが、「東洋医学」と「西洋医学」は根本的に異なるアプローチをしています。
本コラムでは、鍼治療を含む「東洋医学」と「西洋医学」の違いについて、専門知識のない方にもわかりやすく解説していきます。
そのうえで、東洋医学の「鍼治療」がいま注目を集めている理由について知っていただければ幸いです。
「東洋医学と鍼治療の魅力が気になる方」は、ぜひ最後まで読んでください。
【筆者プロフィール】
院長 岩永 将弥 取得免許:国家資格 はり師免許 / きゅう師免許
役職:福岡県 鍼灸マッサージ師会理事 等
5年間、高知県で鍼灸師として修行。2013年3月 福岡市で南風(まぜ)鍼灸院を開院。
開院より11年、毎月 200名の方に施術頂ける鍼灸院になりました!
「来た時よりも笑顔に」をテーマに、来院された方が心身ともに元気になって頂きたいとの強い思いで施術しています。
目次
東洋医学と西洋医学の基本概念
東洋医学と西洋医学は、アプローチ手法に根本的な考え方の違いがあります。
東洋医学
東洋医学は、中国古来より受け継がれるアジアの伝統的な医療体系です。
東洋医学の中心となる概念は、「気・血・水」「陰陽」「五行」などのバランスに基づいています。
体内のエネルギーである「気の流れ」や、五行(木・火・土・金・水)の調和を保つことが健康の基本とされます。
東洋医学では、病気は「気」や「陰陽」の不調和からくると考えられており、心と体のバランスを整えて治癒していきます。
西洋医学
西洋医学は、科学的な観点から人体を解明し、主に「ウイルス」「細菌」「がん細胞」などの様々な要因による病気の治療に重点を置いています。
西洋医学では、病気の原因を特定し、それに対する薬物療法や手術などの具体的な方法で治療します。
症状に対する即効性のある治療が特徴的ですが、体全体のバランスを整えるよりも局所的な治療を行う傾向があります。
東洋医学と西洋医学の治療法
東洋医学と西洋医学では、治療方法が大きく異なります。
東洋医学の治療法
東洋医学の治療法は、体の内外からの調整を行い、心身の全体的なバランスを整えていきます。
代表的な治療法には以下が挙げられます。
- 鍼灸治療
経絡(体全体の気の流れ)を整えるために、鍼を刺したり、灸を施し、痛みや不調を改善します。 - 漢方薬
体質や症状に合わせて処方される植物由来の薬で、体の自然治癒力を高めて治療していきます。 - 気功
呼吸法や動作を通じて、体内の気の流れを整える自己療法です。
西洋医学の治療法
西洋医学では、主に以下の治療法が行われます。
- 薬物療法
化学薬品を使って、病原菌の攻撃や症状の緩和を行います。
ただし、即効性がある一方で副作用が生じる可能性があります。 - 手術
身体に物理的な問題がある場合は、手術で問題部分を除去・修復して治療します。
体を直接傷つけるため、手術後のダメージが生じます。 - 放射線療法
主に、がん治療に用いられ、放射線を用いてがん細胞を破壊します。ただし、正常な細胞も傷つくため、身体へのダメージが大きいです。
東洋医学の可能性
それぞれの治療法を比べると、東洋医学は観念的な要素を持っているように感じるかもしれません。
しかし、私は鍼灸治療を長年施術してきた中で、お客様から「体調が良くなった」「美肌効果を感じる」など多くの喜びのお声を頂くき、治療効果を実感してきました。
さらに、西洋医学では改善されなかった症状が、東洋医学に基づく治療法で治ったという事例も多数報告されています。
これらのことから、私は「東洋医学」と「西洋医学」の両方を組み合わせることで、より健康を維持・促進できると考えています。
次に、東洋医学の中でも人気が高い鍼治療の効果や魅力について解説します。
【鍼治療】の効果と魅力
鍼治療は、体内の気の流れ(経絡)を整えることで、身体本来の自然治癒力を高めて、あらゆる症状を緩和・改善することを目的にしています。
東洋医学の中でも鍼治療は、多様な効果・効能が期待できるため、人気が高い治療法のひとつです。
主な効果効能
- 血行促進
- 肩こり・腰痛の緩和
- 頭痛・気象病の軽減
- 自律神経のバランス調整
- 免疫力の向上
- 目の疲れ・眼精疲労の解消
- 関節痛や炎症の軽減
- 睡眠不足の緩和
- 美容効果
- リラクゼーション効果
※タップすると詳細ページへ移動します
など、多岐にわたります。
それぞれについて、過去のコラムで解説していますので、上記リンクもぜひご覧ください。
鍼治療の主なメリット
- 多様な効果・効能が期待できる
血行促進や美容効果など上記で示した多くの効果・効能が期待できます。 - 悩みの症状以外にもうれしい効果がある
例えば、美容鍼を施術した場合、眼精疲労や肩こり・頭痛の解消にも効果が期待できます。 - 副作用がほとんどない
薬を使わずに痛みや不調を和らげるため、副作用が少ないのも大きな利点です
当院では、初心者におすすめの鍼治療「散鍼(さんしん)」と呼ばれる特殊な手技を採用しています。
次に「散鍼のメリット」について解説していきます。
初心者におすすめの【散鍼】治療
散鍼は、一般的な鍼治療(刺鍼)と異なり、鍼を皮膚に差し込むことなく、肌表面に軽く触れる程度の刺激を与えて施術する方法です。
散鍼の手技は、片手に鍼を持ち、もう片方の手でマッサージのような施術をするため、鍼を刺されている感覚はほとんどありません。
【施術の様子】
散鍼の魅力は、痛みやダウンタイムがほとんどないため、鍼治療が初めての方に安心して施術を受けて頂ける点です。
実際に初めて施術を受けて頂いたお客様からは、
「本当に鍼を刺してますか?マッサージされている感じしかしないので安心しました」
といったお声も多数いただきます。
【お客様の喜びの声はコチラ(タップして移動)】
さらに、鍼治療で気になる「ダウンタイム」がほとんどないのも、お客様に喜ばれます。
鍼治療のダウンタイムでみられる症状例
- 赤み・内出血
- 倦怠感
- 痛み・筋肉の張り など
これらの症状は、一般的な鍼治療により傷ついた皮膚や細胞を修復するために生じ、1~2週間程度続く人もいます。
一方で、散鍼は皮膚表面に触れる程度の刺激なので、これらの症状は原理的に起こりにくい特徴があります。
逆に、「刺激が弱すぎて効果があまりないのでは?」と心配される方もいらっしゃいます。
そのようなお客様でも施術後に感想を聞くと、
「身体が軽くなりました」
「家族から表情が明るくなった?と聞かれてうれしくなりました」
など、効果を実感して頂けているのも実情です。
【お客様の喜びの声はコチラ(タップして移動)】
具体的な施術の流れ
当院では以下の流れで施術を行います。
- 問診・脈診・触診を通して、身体全体の気の流れを把握します
- 体の状態と症状にあわせて、施術内容を決定します
- 決定した施術内容に基づいて、鍼治療を行います
主な施術コース
- 鍼灸治療(全身) 約50分
- 美容鍼Aコース(顔のみ)約20分
- 美容鍼Bコース(顔+頭)約25分
- 美容鍼Cコース(全身施術+美容鍼)約75分
※料金表の詳細は【コチラ】をタップしてください
私は身体の負担が少なく、効果を実感頂けるこの「散鍼」の魅力を多くの方に伝えたいと考えています。
もし、西洋医学の治療だけで解消されない症状がございましたら、お気軽にご相談ください。
まとめ:東洋医学と西洋医学はどちらを選ぶべきか?
東洋医学と西洋医学のどちらを選ぶかは、体質や症状、原因など様々な要素から決める必要があります。
西洋医学は即効性があり、急性の症状や病気の原因が明確な場合には効果的です。
一方で、東洋医学は、気の流れを整えて自然治癒力で症状を治療するため、時間がかかる特徴があります。
それぞれの特徴を理解した上で、状況に応じて使い分けることが健康促進に効果的です。
当院では、痛みやダウンタイムが少ない「散鍼」を採用しており、鍼治療が初めての方にもおすすめです。
「慢性的な症状で悩まれている方」は、東洋医学の知恵である鍼治療を試してみませんか?
「来た時よりも元気になったよ」と言っていただけるように誠心誠意の対応を心がけておりますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
【お問い合わせはコチラ(タップして移動)】
南風鍼灸院 院長 岩永将弥