プールや海のあと、疲れが抜けない方へ|使った体を秋に持ち越さないために
- お知らせ
プールや海のあと、なかなか疲れが抜けない——。
そんな経験はありませんか?
楽しかった夏の思い出のあとに、思っている以上の疲れがやってくることがあります。
こんにちは。南風鍼灸院 院長の岩永です。
福岡も夏休みが終わりましたが、この時期に増えるのが「夏の疲れが抜けない」というご相談です。
なかでも、お子さんやご友人とプールや海で遊んだ方は、思っている以上に体を使っています。
この記事では、以下のことをお伝えします。
- なぜプールや海のあとに疲れが残るのか
- 楽しかった日の疲れが「あとから」くる理由
- 休めば戻る疲れと、長引く疲れの違い
- 早めのケアと、痛くない鍼「散鍼」という選択
ぜひ最後まで読んでみてください。
【筆者プロフィール】
院長 岩永 将弥 取得免許:国家資格 はり師免許 / きゅう師免許
役職:福岡県 鍼灸マッサージ師会理事 等
5年間、高知県で鍼灸師として修行。2013年3月 福岡市で南風(まぜ)鍼灸院を開院。
開院より13年、毎月 200名以上の方に施術を受けていただける鍼灸院になりました!
「来た時よりも笑顔に」をテーマに、来院された方が心身ともに元気になって頂きたいとの強い思いで施術しています。
楽しかった日の疲れは、あとからやってきます
子どもや友人と一緒に泳いで、走って。夢中になっているあいだは、疲れを感じないこともあります。
出てくるのは帰り道から。
車に乗った途端、どっと疲れが押し寄せる。そして翌日は、さらに体が重くなる。
そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。
水の中では、普段と違う体の使い方をしています
水の中では、水の抵抗を受けながら体を動かします。また、浮力によって体が不安定になるため、姿勢を保つためにも普段とは違う筋肉を使います。
とくに、背中や肩まわり、股関節まわりなどは、泳いだり水中で遊んだりすることで、いつも以上に使うことがあります。
砂浜も同じです。
足元が不安定なので、歩くだけでも足首やふくらはぎを使います。子どもを抱えたまま波打ち際に立っていれば、腕や体幹にも負担がかかります。
さらに見落としやすいのが「冷え」です。
プールや海の水は体温より低いため、長く入っていると体が冷え、筋肉がこわばったように感じることがあります。
普段あまり使わない場所を動かしたうえに、暑さや冷え、移動などが重なる。
これが、夏の終わりに感じる「なんとなく体が重い」につながることがあります。
筋肉の疲れだけでなく、いくつもの負担が重なります
慣れない運動をしたあとの疲れは、帰宅後から翌日にかけて感じやすくなります。
筋肉痛も、運動直後ではなく翌日以降に強くなることがあります。
さらに、プールや海では日焼け、暑さ、移動、睡眠不足なども重なりがちです。
水の中では汗をかいた実感が少ないため、水分が不足していることに気づきにくいこともあります。
つまり、夏の後半に感じる重だるさは、単純な「筋肉の使いすぎ」だけではなく、さまざまな疲れが重なっている場合があります。
休めば戻る疲れと、長引く疲れは少し違います
2〜3日で少しずつ軽くなっていくのであれば、使いすぎによる疲れが中心かもしれません。
まずは、
- その日のうちに湯船につかって体を温める
- 翌日は軽いストレッチをする
- 水分をこまめに摂る
- 睡眠時間をしっかり確保する
など、体を休ませることを優先しましょう。
ただ、ここで大切なのは、「ものすごく疲れてから休む」のではなく、疲れを感じた段階で早めにケアすることです。
プールや海で遊んだあと、
「いつもより体が重い」
「肩や背中が張っている」
「なんとなく体がすっきりしない」
と感じたら、それは体からのサインかもしれません。
一方で、1週間たっても疲れが抜けない、朝から体が重い、眠ってもすっきりしないという場合は、睡眠不足や水分不足、暑さによる消耗など、いくつかの負担が重なっている可能性もあります。
疲れを感じた早い段階で、「散鍼」を取り入れるという選択
疲れが強くなるまで我慢してから、まとめてケアする必要はありません。
十分な休息や水分補給、睡眠を基本にしながら、早い段階で体を整える方法のひとつとして、当院では「散鍼(さんしん)」を行っています。
疲れが強いとき、「しっかり揉んでもらいたい」と思う方もいるかもしれません。
一方で、疲れている体に強い刺激を加えると、施術後にだるさを感じることもあります。
散鍼は、刺激を抑えて行う鍼です。
片手に鍼を持ち、もう片方の手で皮膚に触れながら、皮膚の表面に軽く鍼を当てていきます。
- 刺激が少ない
- 鍼が初めての方でも受けやすい
- 内出血や腫れが比較的起こりにくい
といった特徴があります。
問診や触診、手首の脈などからその日の状態を確認し、施術内容を決めていきます。
大切なのは、「限界まで頑張ってから来る」のではなく、「少しおかしいな」と感じた段階で体を見直すこと。
休息だけで戻りそうな疲れでも、早めに体を整えることで、疲れを抱えたまま次の季節を迎えずに済むかもしれません。
詳しくは皮膚鍼と散鍼、初めての方は初めての方へをご覧ください。
※施術の感じ方には個人差があります。なお、強い痛みや腫れ、熱を持っている場合は無理に温めないでください。痛みが続く場合や、しびれ・力の入りにくさなどがある場合は、医療機関への相談をおすすめします。
最後に:夏を頑張った体を、秋の前に整えておく
暑さが落ち着いてきたのに、
「なんとなく体が重い」
「朝から疲れている」
「肩や背中が張っている」
そんな状態が続いていませんか?
プールや海で思い切り遊んだあとの疲れは、楽しかった分だけ気づきにくいこともあります。
2〜3日休んで軽くなる疲れなら、まずは休養とセルフケアを。
「ちょっと疲れが残っているな」と感じた段階で、体を整えることも選択肢のひとつです。
すごくだるくなってからではなく、「少しおかしいな」と感じたときに。
夏を頑張った体をそのままにせず、秋を気持ちよく迎える準備をしていきましょう。
「この疲れ、ただの遊び疲れかな?」
そう感じるときも、お気軽にご相談ください。
南風鍼灸院 院長 岩永将弥
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