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鍼灸治療が効果的!季節の変わり目 体調不良にアプローチ

  • コラム

 

✓なんとなく体調がすぐれない

✓以前よりも疲れが取れない

9月末から10月にかけて、季節の変わり目にこのような症状を感じていませんか。

 

こんにちは。

南風鍼灸院 院長の岩永です。

 

季節の変わり目、特に秋口は体調を崩しやすい方が多くなる傾向があります。

それは、寒暖差や気圧変化が大きくなり、自律神経のバランスが乱れることによって引き起こされるといわれています。

 

そんな季節の変わり目に乱れやすい自律神経を整える治療法として、最近では「鍼灸治療」が注目されるようになりました。

 

このコラムでは、なぜ季節の変わり目に体調を崩しやすくなるのか、

  • 季節の変わり目と体調不良の関係
  • 季節の変わり目にみられる体調不良の症状
  • 身体の不調を改善する鍼灸治療

について解説していきます。

 

季節の変わり目に体調がすぐれない」とお悩みの方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

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【筆者プロフィール】

院長 岩永 将弥   取得免許:国家資格 はり師免許 / きゅう師免許

役職:福岡県 鍼灸マッサージ師会理事 等

 

5年間、高知県で鍼灸師として修行。2013年3月 福岡市で南風(まぜ)鍼灸院を開院。

開院より10年毎月 200名の方に施術頂ける鍼灸院になりました!

 

来た時よりも笑顔に」をテーマに、来院された方が心身ともに元気になって頂きたいとの強い思いで施術しています。

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季節の変わり目と体調不良の関係

 

季節の変わり目になると、体調不良になるという方が多くいます。

 

特に秋のはじめには、朝晩の寒暖差が大きくなったり、台風による気圧の急変体調を崩してしまうことがあります。

 

その背景には、自律神経の働きが深く関係していると言われています。

 

自律神経は、活動的な昼間に働く「交感神経」と、休息時や夜間に作用する「副交感神経」の2つで構成されています。

 

これらの自立神経がバランス良く機能することで、体温調節や呼吸など、生命を維持する基本的な活動がスムーズに行われるのです。

 

しかし、季節の変わり目で、特に気温や気圧の変動が大きな時期には、これらの自立神経が乱れ、その結果として体調を崩すことがあります。

 

たとえば、台風がもたらす気圧の急変は、血管を収縮させたり、膨張させたりします。

これを正常に保つためには、交感神経と副交感神経が短期間で繰り返し切り替わる必要があります。

 

しかし、この切り替えがうまくいかなくなった場合、自律神経のバランスが乱れて様々な体調不良を引き起こしてしまいます。

 

季節の変わり目に見られる体調不良の症状

 

自律神経の乱れによって現れる具体的な症状について解説します。

 

具体的な症状例

◆頭痛

台風や秋雨前線が活発化したときに気圧が大きく変動すると、片頭痛や緊張型頭痛などが起こりやすくなります。

 

◆消化器官の不調

自律神経のバランスが乱れると、胃や腸の動きに異常が起こり、食欲不振や腹痛、排便の異常など様々な消化器官の不調が現れます。

 

◆肌荒れ

肌の乾燥や肌荒れは、自律神経の乱れや気温の変動が影響しています。

また、睡眠不足や肌の新陳代謝の乱れにも関与しています。

特に、敏感肌の人は注意が必要です。

 

◆めまい

気圧の変動を感知する内耳が過敏に反応することで、めまいが生じることがあります。

 

◆その他の症状

肩こり不眠倦怠感目の疲労など、日常的に感じる症状も季節の変わり目に強くなることがあります。

また、冷や汗や動悸、気分の低下などメンタル面での不調も見られることがあります。

 

これらの症状が見られた場合には、適切な休息を取ることや、必要に応じて医師の診察を受けることが大切です。

ただし、「病院に行くほどではない」と感じたり、「薬を処方されても改善しづらい」と感じる方もいらっしゃるでしょう。

 

そういった方々におすすめしたいのが、自律神経のバランスを整える鍼灸治療」です。

 

次に、「鍼灸治療が体調改善にどのように寄与するのか」、その効果や具体的な施術内容について詳しく解説していきます。

 

不調を改善する鍼灸治療とは

 

鍼灸治療は、東洋医学の一つで、体内の気の流れ(経絡:けいらく)を正常に整えることで、体の自然治癒力を向上させ、さまざまな疾患不調を改善することを目的にしています。

 

具体的な効果としては、

  • 自律神経の調整
  • 血行促進
  • 免疫細胞の活性化
  • 筋肉の緊張緩和
  • 肩こり、腰痛、神経痛、関節痛などの症状緩和

などが挙げられます

 

当院の特徴として、一般的な鍼治療とは異なる「散鍼(さんしん)」という特殊な技法を採用しています。

 

散鍼」は、一方の手で鍼を用いながら、もう一方の手はマッサージのような手技を施していきます。

 

散鍼の利点として、痛み内出血などのダウンタイムが少ないため、鍼治療が初めての方でも安心して受けて頂ける点です。

 

次に具体的な施術の流れについて解説していきます。

 

施術の流れ

 

① 問診・脈診・腹診

最初に、現在の健康状態や症状についての問診を行います。

その後、脈やお腹の触診を通じて体の状態や経絡の流れを詳しく把握します。

 

特に、自律神経の乱れが疑われる方には、鎖骨上方の窪みに位置する「鎖骨上窩(さこつじょうか)」を触診して身体の状態を確認します。

 

② 施術方法の選定

問診や診察の結果をもとに、最も適切な施術方法(証:しょう)を選択します。

 

③ 鍼灸治療

 

選定された施術方法に基づき、経絡のバランスを整えるための鍼灸治療を実施します。

 

自律神経のバランスを整えるツボ

 

季節の変わり目に乱れがちな自律神経を整えるツボについて解説していきます。

 

◆ツボ:缺盆(けつぼん)

ツボの位置:鎖骨上のくぼみの中心に位置

効果:肩こり、頭痛、目の疲れなどに効果的

 

◆ツボ:中府(ちゅうふ)

ツボの位置:左鎖骨の外端下のくぼみから指の幅一本分下へ降りた位置

効果:肺の気が集まる部位で、呼吸の機能向上に効果的

 

◆合谷(ごうこく)

ツボの位置:親指と人差し指の骨が交差した位置

効果:肩こりや頭痛に効果的

 

◆足三里(あしさんり)

ツボの位置:ひざのお皿のすぐ下外側の窪みから、指幅4本下の位置

効果:足や胃腸の不調に効果的

 

◆ツボ:翳風(えいふう)

ツボの位置:耳をたたんで折れた裏側の位置

効果:全身の気の流れや血流の改善。頭痛、肩こり、顔のむくみなどに効果的

 

上記のほかにも、体全体の気の流れを整えるツボへ鍼灸の施術を行うことで自律神経のバランスを整える治療を行っていきます。

 

自宅での療養のすすめ

自律神経のバランスの乱れを改善するためには、一定の期間が必要な場合もあります。

 

そのため自宅でもできる自律神経を整える療養法を自宅で実践することをおすすめしています。

 

  • 食事・睡眠時間のリズムを整える
  • 栄養バランスの整った食事を摂る
  • 40℃くらいのお風呂につかり、ツボを刺激する
  • 適度な運動を取り入れる
  • 太陽光を浴びて体内のリズムを整える

 

これらの療養法と鍼灸治療の組み合わせで、季節の変わり目の体調不良を改善していきましょう。

 

季節の変わり目も元気に過ごすための鍼灸治療

 

日本では「秋口の季節の変わり目に体調を崩しやすい」という方が多く見られ、9月〜10月頃にはニュースでも多く取り上げられます。

 

この体調不良の原因には、朝晩の寒暖差急な気圧変化によって、自立神経が乱れてしまうことが要因だと考えられています。

 

一度乱れた自立神経のバランスを整えようとしても、病院での治療や生活習慣の見直しでは、なかなか改善されないという方もいらっしゃいます。

 

そんなお悩みを持つ方が、体調を整えるために利用しているのが「鍼灸治療」です。

 

当院では、痛み内出血などのダウンタイムが少ない散鍼(さんしん)と呼ばれる施術を採用しており、鍼治療が初めての方にも安心して施術を受けて頂けます。

 

来院される皆様が「来た時よりも元気になった」と実感して頂けるように、一人一人の体調に合わせて丁寧な治療を心がけております。

 

季節の変わり目の体調を整えたい」とお悩みの方は、ぜひ当院にお問い合わせください。

南風鍼灸院 院長 岩永 将弥

 

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