冬の脱水症状について
- コラム
寒くなるこの季節、マスクの着用等で水分補給を忘れていませんか?
気温が下がると汗をかきにくくなる為、身体の水分が失われていることに気づかず、脱水症状を起こす事があります。
また、乾燥が強まると、呼吸や皮膚などからの水分の蒸発が増し、喉があまり乾かないことから脱水に気づかなくなります。
さらに、暖房でより乾燥した室内では蒸発が進み、水分が奪われやすくなります。
隠れ脱水のサイン
- 口の中がネバネバし、食べ物が飲み込みにくい
- やる気や活力が低下し、ダルさを感じる
- めまいや立ちくらみでふらっとする
- 靴下のゴムの跡が、脱いだ後に10分以上残る
子供の隠れ脱水のサイン
- 泣いているが涙の量が少ない
- 食欲がない
- 皮膚に弾力性がない
隠れ脱水にならないためにどうしたらいいの?
- 喉が渇かなくても、こまめに水分を摂る。(最低でも2時間に1回はコップ1杯の水分摂取)
- 加湿器などで部屋の中を適度に加湿する。(快適な湿度は40〜60%程度)
- 観葉植物を部屋に置く。
- 室内に洗濯物を干す。
マスクは保湿効果があるため、喉の渇きがさらに感じとれず、着脱が面倒なことから、水分補給の回数も減りがちになります。
また、感染予防で外出機会が減ったことにより、水分を保つ役割もある筋肉の量が減少し、脱水が起きやすくなる可能性もあります。
筋肉量が減ると、蓄えられる水分の量も減少します。
冬の脱水で怖いのが入浴です。水分やわ失った状態で温まろうと暑い湯船に長時間つかると、熱中症を引き起こす可能性もあります。
入浴前後にはしっかりと水補給しましょう!