小児の鍼灸、離乳食について
- コラム
離乳食へいつ頃から始めたらいいのですか?
歯が生えてくるので、歯を基準にします。
本格的な食事は葉が生えそろってからですが、大体生後一年で断乳にもっていきます。
最初は野菜スープ、味噌汁などから始めます。そしてお粥からだんだん穀類を摂るようにします。
ここで大事なことは、野菜嫌いの子供をつくらないということです。肉好きで野菜嫌いな子供が多くなっているのは、この離乳食に肉や魚、卵などを入れて食べさせるからです。
このような動物食品は断乳後徐々に食べさせていきます。
ただし、あくまでも五(穀類)対二(野菜・果物)対一(肉・魚)の原則を守ることです。
肉や魚や卵を摂るのは遅いほど良いでしょう。
二〜三年ぐらいは特に動物性タンパク質は与えない方が良いでしょう。
これがアレルギー体質を防ぐ最も大切なことです。
乳児期に他に気をつけることとは?
赤ちゃんはお腹と旨は陰で、背中と足は陽です。
お腹と胸は夏でも冷やさないように腹掛け(金太郎さん)をします。小学生になるまでつけるのが理想的です。
中耳炎を起こさないために
足に靴下ゆ履かせないようにしましょう。足を温めると中耳炎を起こしたりむずがります。
※風邪で熱が出た時だけ靴下を履かせます。