離乳食について
- コラム
今回は鍼灸師が東洋医学的に離乳食について解説させて頂きます。
離乳食はいつ頃から始めたらいいの?
歯が生えてくるので、歯を基準にします。
本格的なしょくじは歯が生え揃ってからですが、大体生後一年で断乳にもっていきます。
最初は野菜スープ、味噌汁などから始めます。
そしてお粥からだんだん穀類を摂るようにします。
ここで大事なことは、野菜嫌いの子供をつくらないということです。
肉好きで野菜嫌いな子供が多くなっているのは、この離乳食に肉や魚、卵などを入れて食べさせるからです。このような動物食品歯断乳後徐々に食べさせていきます。
ただし、あくまでも五(穀類)対二(野菜・果物)対一(肉・魚)の原則を守ることです。
肉や魚や卵を摂るのは遅いほど良いでしょう。二〜三年ぐらいは特に動物性タンパク質は与えない方が良いでしょう。これがアレルギーを防ぐのにとても大事なことです。
野菜スープ
灰汁の少ない野菜をよく煮て、少量の塩を入れて飲ませます。
人参・大根・ネギ・白菜・キャベツ・玉ねぎなど
離乳食
理想としては、玄米を15分ぐらい炒って、10倍の水で炊き、一週間は上澄みだけを飲ませます。
次の一週間は、炊いた玄米を絞ってクリーム状にしたものを食べさせます。
3週間目からは、すりつぶすかミキサーにかけて食べさせます。