食べ物の陰陽!身体を冷やす食べ物、身体を温める食べ物とは?
- コラム
目次
食べ物の陰陽の見分け方を鍼灸師が徹底解説
食べ物には陰や陽があるのはなんとなく知ってるけど、どんな食べ物が陰や陽になるのか見分け方を説明させて頂きます。
陰とは
そもそも陰というのは遠心性で、膨張、拡大、軽い、冷え、動きが悪い、白、青です。
わかりやすく言うと、陰は遠心性で膨張する、膨張すれば広がる、広がれば希薄になる、希薄になれば軽くなる、軽くなれば上に上がる、上に上がれば冷たくなる、冷たくなれば凍る、凍れば動かなるなる、動かなくなれば青く光り白くなる。
陽とは
そもそも陽というのは求心性で、収縮、堅い、重い、熱い、熱、動く、赤です。
わかりやすく言うと、陽は求心性で、収縮して堅くなる、堅くなれば重くなる、重くなれば下に下がる、下に下がれば温かくなる、温かく慣れば動くら動けば熱を発する、熱を発すれば赤くなる。
陰陽の見分け方
地上に真っ直ぐ伸びるものは陰、地下に真っ直ぐ伸びるものは陽になります。
地上でも横に伸びるものは陽で、地下でも横ばいになるものは陰となります。
これは、十字にして、地上では縦が陰、横が陽になり、地下では縦が陽で、横が陰になると覚えましょう。
色の陰陽は?
虹の色で考えてみると、赤の方が陽、紫の方が陰となります。
味の陰陽は?
これは五味といって、苦い、辛い、しょっぱい、甘い、酸っぱいがあります。
陽→苦い・しょっぱい
中位→甘い
陰→辛い・酸っぱい
※ここの甘いは穀物の甘さで砂糖や果物の甘さは陰になります。
食べ物の陰陽の代表例を紹介
考え方は上記でご紹介しましたが、なかなかわかりにくいと思うので、こちらで具体的に食べ物の名前を出してご紹介していきます。
陰性の食べ物
果物全般、ナス、ネギ、大根菜、ウリ類(苦味は陽の作用を持つ)、トマト、ピーマン、シシトウ、カラシ、白菜・キャベツ・レタス(白菜、キャベツ、レタスは陰少なめ)、キュウリ、スイカ(陰少なめ)、ワサビ、生姜、ニンニク、ジャガイモ、サツマイモ、里芋
陽性の食べ物
カボチャ、自然薯、ゴボウ、人参、大根(陽少なめ)、長いも、
どうしても果物を食べたい時はどうしたらいい?
果物が陰性で身体を冷やすってのはわかったから、それでも食べたい時のはどうしたらいいか気になると思います。
特に南方系の果物(メロン、パイナップル、マンゴー、バナナ)は非常に冷やす作用が強いです。熱い国の人々は身体を冷やす必要があるからです。
冷えの少ない果物は柿です。特に干し柿で干すことによって陰をなくしていますから、冷えにくいのです。
他には寒い場所で取れるリンゴも冷えが少ないです。
また、イチゴも地上で横這いに伸び、赤いので冷えは少ないです。
また、食べるならその後活動する午前中がオススメです。
まとめ
食べ物の陰陽の見分け方から、食べ物の陰陽を実際にご紹介させて頂きました。
陰性の食べ物は身体を冷やすから悪いという考えではありません。
陰性の物も陽性の物もバランスよく食べることが大事です。
今回、知った知識を明日からの生活に活用して元気な身体作りをしていきましょう!