鍼灸師が教える腰痛対策は?
- コラム

肩こり、腰痛は現代人が抱えるお悩みで多い症状となっております。
昔は肩こりより腰痛の方があきらかに多かったのですが、今ではデスクワークが増えて農作業が減ったので、腰痛が減って肩こりは増えてます。
今回は減ってるとは言え、まだまだお悩みとしては多い腰痛についてお話しさせて頂きます。
腰痛予防で自宅でできること3選
今回は腰痛の方が家で何か出来ることはないのか鍼灸師が鍼灸師目線でアドバイスさせて頂きます。
試せそうなことがあれば是非、試してみて下さい。
1.下半身のストレッチ
これは良く言われることだと思います。
言われ過ぎてて何でだろうと思われることなんで、鍼灸師が東洋医学的なアドバイスをさせて頂きます。
東洋医学的に腰から太もも裏、ふくらはぎ、アキレス腱にかけてツボの流れが同じなのです。
そのため我々鍼灸師は腰痛施術の時は太もも裏、ふくらはぎ、アキレス腱にかけて全体的に瀉的散鍼をして緩めていきます。
皆さんもふくらはぎからアキレス腱はストレッチをして下さい🎵
また、オススメとして街中でエスカレーターに乗ってる時に踵だけつけて、つま先を上げたらふくらはぎが伸びるので、ショッピングで歩き回ってふくらはぎが張ってる時なんかにオススメですよ。
2.息を吐く
なんじゃそれと思われるかもしれませんが、これも結構重要なのです。
1番のストレッチと絡んできます。
学生時代に体操やストレッチをしてる時に良く息を吐きながらしなさいって言われた事ありませんか?
これは息を吐く事で筋肉が緩み、逆に息を止める事で筋肉が硬くなります。
そのため、重たい物を持つ時に息を止めてぎっくり腰になりやすいのです。
腰を痛めないために、立ち上がる時や起き上がる時など身体を動かす時は息を吐きながらしましょう。これだけでも痛めにくくなります。
最初はなかなか出来ないかもしれませんが、意識して行っていたらそのうち無意識でできるようになります。
3.腹筋を鍛える
これも良く聞く話だと思いますが、腹筋上部でなきな下腹部の腹筋を鍛える事が重要になります。
おへそより下を鍛えるのがいいです。
オススメは足上げ腹筋です!
お尻をついて、上半身を浮かせて足をお腹につけるように寄せてきたら大丈夫です。
無理せずに息を吐きながら行って下さい。
下腹部の腹筋が鍛えられるだけで筋肉のコルセットのようなものなので、ある程度腰痛が緩和してからは鍛えるようにしてみて下さい。